ミン博士~、わたし寝つきが悪くて眠りも浅いから疲れが取れないことが多くて。しかもこの前旦那にいびきを指摘されてショックでした!
そんなとき、日々の睡眠を記録するアプリがあるって知ったんですけど、私にうってつけなんじゃないかと思ったんです。
おすすめのアプリとかあれば詳しく教えてほしいです。
ネムちゃん、睡眠アプリを是非とも活用するといいぞよ。毎日の睡眠を管理することは健康を管理することでもあるのじゃ。
睡眠アプリを使うことで、自分の睡眠サイクルや寝つきの良し悪しがわかったり、睡眠中のいびきや寝言が録音できたりもするぞい。
さらに、睡眠時無呼吸症候群などの怖い睡眠障害にいち早く気づくこともできるんじゃよ。
自分の睡眠について知り、翌日のあらゆるパフォーマンスの向上につなげたい人は要チェック!
おすすめの睡眠アプリとその仕組みを詳しくご紹介するぞい。
睡眠アプリiPhoneでおすすめのもの
まずはiPhoneのおすすめ睡眠アプリからご紹介します。
渡辺直美イチオシの睡眠アプリ「スリープマイスター」
たくさん種類がある睡眠アプリの中でも、スリープマイスター(Sleep Meister)は、たくさんの機能があって使いやすいのに無料なので、とっても人気の睡眠アプリです。
『しゃべくり007』で渡辺直美さんが愛用しているアプリとして紹介されたり、NHKの『ためしてガッテン』でも紹介されているんですよ。
⑴ アラームを設定し、「START」ボタンを押します。
⑵ iPhoneを枕元など寝返りの振動が伝わる場所に置いて眠ります。
やることはとても簡単ですね。
START後にスリープマイスターで計測できる項目は以下の通りです。
① 就床時刻…スリープマイスターのSTARTを押した時刻
② 入眠時刻…iPhoneの振動から計測し眠りに入った時刻
③ 鳴動時刻…翌朝アラームが鳴った時刻
④ 起床時刻…スリープマイスターをSTOPした時刻
⑤ 就床時間…STARTからSTOPまでの時間
⑥ 睡眠時間…眠っていた時間
⑦ 覚醒時間…STARTから入眠までの時間+アラーム起動からSTOPまでの時間
⑧ 入眠潜時…STARTから眠りにつくまでの時間
⑨ 中途覚醒…途中で目が覚めた回数
⑩ スヌーズ…スヌーズを使用した回数
⑪ 睡眠効率…就床時間のうち睡眠時間の割合 (睡眠時間÷就床時間×100(%))
スリープマイスターはこんなことができます
スマートアラーム機能(眠りの浅い時に起こす)
睡眠が浅い時のほうが目覚め良くすっきりと起きることができるため、スマートアラーム機能では何時に起きたいかをセットすると、指定した起床時刻から10分、15分、20分、30分前のうちの好きな時間間隔で睡眠が浅くなった時にアラームが鳴ります。
たとえば、スマートアラームで、起きる時刻を6時半に、時間間隔を30分に設定すると、6時から6時半の間で眠りの浅くなった時にアラームが鳴ります。
もしその30分間にずっと睡眠が深い場合は指定した時刻にアラームが鳴ります。
睡眠時間を指定できる(眠ったところから計測できる)
睡眠時間を指定する場合は、起きる時間は関係なく「〇時間寝てから起きたい」という時に使用します。
睡眠時間を指定する画面で、何時間寝るかを指定してすると、眠りに入ってから指定した時刻にアラームが鳴ります。
睡眠が浅くなった時にアラームが鳴る機能はありませんが、眠りの深さや睡眠効率などは記録されます。
アラーム音設定が幅広い
スリープマイスターではアラーム音をオリジナルのサウンドエフェクト以外にもiPhoneのミュージックから選ぶことができます。
オリジナルのサウンドエフェクトの曲数が多いのがスリープマイスターの特徴。
もちろんアラーム音無しでバイブレーション機能を設定することも可能ですし、アラーム自体設定しないことも可能です。この場合も眠りの深さや睡眠効率は計測可能です。
スリープマイスターのその他の機能もすごい
① グラフによる結果表示ができる
記録された睡眠時間・中途覚醒・睡眠効率・寝つき・眠りの深さの5項目を、グラフで確認できます。
その日にどのようなことをしたのか(アルコール・カフェイン・運動・食事・喫煙・入浴)を「行動メモ」に残しておくことができ、行動と睡眠の関連を考察することもできます。
確認できる単位は「日」、「週」、「月」、「年」です。
② 予備スヌーズ機能で二度寝防止
スリープマイスターでは、スヌーズを停止した後にスマホが一定時間動かなかったら、もう一度アラームを鳴らしてくれる機能があります。
スヌーズ停止後の二度寝を防ぐためにある安心機能です。
③ 睡眠中の寝言やいびきの録音機能
スリープマイスターでは睡眠時のいびきや寝言などの物音を録音できる機能があります。
中高年男性や太り気味の体形の人など、大きないびきをかく人に多いのが睡眠中に呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群。
一人暮らしや一緒に寝てる人がいない環境だと、睡眠時無呼吸症候群に気づくことが難しく気づかずに放置すると日常生活に支障をきたすことがあります。
自分は大丈夫と思っている人でもこの機能を活用してみることをおすすめします。
さらにスリープマイスターでは、自分のいびきを他の人とシェアする機能があります…。いびきに悩む人同士で仲間意識を深めたりするのでしょうか…。
④ 自分の睡眠をツイートできる
いびきのシェアに加えて、スリープマイスターでは「計測開始」「入眠」「中途覚醒」「計測停止」の4つのタイミングで自動でツイートできる機能まであります。
ツイートするメッセージ内容は自由に設定でき、自分の睡眠の実況中継を他人に拡散することができるのですが、自分の睡眠をネタに提供するということでしょうか…。
⑤ パスコードロック機能
こちらはツイート機能と正反対で、スリープマイスターのアプリにパスコードロックをかけてプライバシーを守ることができます。
インストールはこちらから↓
面白い機能がついているのもスリープマイスターの特徴じゃな。有料版は120円じゃが、無料版との違いは広告が出るか出ないかくらいしかないんじゃよ。
android版が無いのが残念なところじゃ。
睡眠アプリandroidでおすすめのもの
次はandroidでおすすめの睡眠アプリです。
錦織選手の睡眠アプリ「エアウィーヴ」
錦織圭さんや浅田真央さんなど、トップアスリートが海外遠征やオリンピック時に持参している高反発薄型マットレスで有名なエアウィーヴ(airweave)の睡眠アプリ。
睡眠の専門知識を持つ寝具メーカーならではの内容になっています。エアウィーヴはandroidでもiPhoneでも無料で利用可能です。
⑴ アラームを設定し、「START」ボタンを押します。
⑵ 2時間以内の行動を選択し、OKボタンを押します。(アルコール・カフェイン・喫煙・食事・運動・入浴)
⑶ 星空の画面になったらスマホを枕元など、寝返りの振動が伝わる場所に置いて眠ります。
START後にエアウィーヴで計測できる項目は以下の通りです。
① 就床時刻…エアウィーヴのSTARTを押した時刻
② 入眠時刻…スマホの振動から計測し眠りに入った時刻
③ 鳴動時刻…翌朝アラームが鳴った時刻
④ 起床時刻…エアウィーヴをSTOPした時刻
⑤ 就床時間…STARTからSTOPまでの時間
⑥ 睡眠時間…眠っていた時間
⑦ 覚醒時間…STARTから入眠までの時間+アラーム鼓動からSTOPまでの時間
⑧ 入眠潜時…STARTから眠りにつくまでの時間
⑨ 中途覚醒…途中で目が覚めた回数
⑩ 睡眠効率…就床時間のうち睡眠時間の割合(睡眠時間÷就床時間×100(%))
睡眠アプリ「エアウィーヴ」はこんなことができます
眠りが浅い時に起こしてくれる
起床時刻と、睡眠サイクルを10分、15分、20分、30分前の中から選んで設定することで、起床時刻直近の睡眠サイクルの中で眠りが浅いタイミングにアラームが鳴ります。
指定した睡眠サイクル中ずっと睡眠が深い場合は、指定した時刻にアラームが鳴ります。
睡眠時間を指定できる(眠ったところから計測できる)
睡眠時間を指定してアラームを鳴らすこともできます。
自分に合った睡眠時間や、目覚めが良い睡眠時間を把握している人におすすめです。
エアウィーヴのSTARTを押した時刻ではなく、実際に眠りについてからの時間です。
通常のアラームはもちろん可能
普通に起床時間になったらアラームが鳴る設定でも、眠りの深さや睡眠効率などは調べることができます。
アラーム音設定は自由
エアウィーヴではアラーム音をアプリに入っているオリジナルの音楽以外にも、スマホ内に入っている音楽からも設定することができます。
もちろんアラーム音無しでバイブレーション機能を設定することも可能ですし、アラーム自体設定しないことも可能です。この場合も眠りの深さや睡眠効率は計測可能です。
エアウィーヴのその他の機能はこんな感じ
① グラフによる結果表示
記録された睡眠時間・覚醒時間・睡眠効率・寝つき・眠りの深さの5項目を、グラフで確認できます。
確認できる単位は「日」、「週」、「月」があり、2時間以内の行動との関連を考察することもできます。
また、エアウィーヴでは睡眠結果に対して簡単なアドバイスをしてくれます。
② 睡眠コラムで知識もゲットできます
一流アスリートのマットレスなどを開発している企業であるエアウィーヴでは、睡眠の専門家と睡眠に関するあらゆる研究開発を行なっています。
ですから当然睡眠に関する専門知識は豊富にあり、その知識を元に一般の人にもわかりやすいコラムを掲載しています。
自分の睡眠記録を知るのと同時に、睡眠に関する正しい知識も身につけたいですね。
エアウィーブのインストールはこちらから↓
エアウィーヴも使いやすそうですね。アスリートが使ってる寝具メーカーっていうのも信頼できそう。
でも、いびき録音機能がないのが残念…。
うむ、エアウィーヴも無料なのに高機能で使いやすいのじゃが、唯一いびきや寝言の録音機能がないのが難点という人もいるかもしれんのう。
次はandroidの睡眠アプリでいびきの録音機能があるものをご紹介するぞい。
目覚まし時計アプリの「Sleep as Android」
android向けのアプリをもう一つご紹介します。
Sleep as Androidは目覚ましがメインのアプリですが、簡単な睡眠データを計測できて、いびきや寝言の録音機能もあるアプリです。
無料版は14日間の使用期限があり、有料版では無料版では使えない色々な機能が使用可能になります。
有料版は通常660円ですが、セール価格になっていることが多く半額で購入できたりします。
⑴ 起きる時間とスマートウェイクアップの許容時間を設定し、「睡眠の解析」ボタンを押します。
⑵ スマホを枕元など寝返りの振動が伝わる場所に置いて眠ります。
Sleep as Androidの睡眠計測データは、睡眠時間と睡眠の深さのみです。
Sleep as Androidはこんなことができます
お決まりのスマートウェイクアップ機能
スマートウェイクアップは、指定した起床時間の指定範囲以内で睡眠の浅いタイミングにアラームを鳴らす機能です。
「スマートウェイクアップの許容範囲」で、起床時間の何分前以内であればアラームを鳴らすかを設定します。許容範囲時間は2時間前以内で自由に設定可能です。
もしその時間内にずっと睡眠が深い場合は指定した時刻にアラームが鳴ります。
睡眠時間を指定できる(眠ったところから計測できる)
睡眠時間を指定する場合は、起きる時間は関係なく「〇時間寝てから起きたい」という時に使用します。
睡眠時間を指定する画面で何時間寝るかを指定すると、眠りに入ってから指定した時刻にアラームが鳴ります。
睡眠が浅くなった時にアラームが鳴る機能はありませんが、睡眠データは記録されます。
アラーム音は選べる
Sleep as Androidではアラーム音をオリジナルのサウンドエフェクト以外にもスマホのプレイリストから選ぶことができます。
また、アラーム音はプレイリスト内から毎日ランダムで再生する設定にもできます。
もちろんアラーム音無しでバイブレーション機能を設定することも可能ですし、アラーム自体設定しないことも可能です。
Sleep as Androidは他にこんなこともできます
① 睡眠中の寝言やいびきの録音ができる
ノイズ録音を設定すると、睡眠時のいびきや寝言などの物音を録音できます。
② 起床確認モードでしっかり目覚める
起床確認モードに設定すると、アラームを解除する時に計算やミニゲームを行うことで、しっかり目を覚ますことができます。
何を行うかは8種類の起床確認モードから選ぶことができ、難易度も5段階から選べます。
③ 就寝時間通知&子守唄設定できる
就寝時間通知設定を設定しておくと、就寝する時間になったらアラームやライトで通知してくれます。
子守唄の設定では、オリジナルのサウンドの中から就寝時のBGMを設定することができます。
④ 日々の睡眠時間の一覧表示でアドバイスも
Sleep as Androidは記録した過去の睡眠データをまとめて見ることもできます。過去の記録をグラフで解析でき、それに対して睡眠のアドバイスももらえます。
インストールはこちらから↓
そうなんじゃよ、目覚ましアプリだけあって目覚ましの機能は充実してるんじゃがのう。
androidの人には申しわけないが、やはりスリープマイスターが睡眠アプリでは断トツ優秀じゃな。
寝言やいびきも録音できる睡眠アプリ
スリープマイスターやSleep as Androidでもいびきや寝言の録音ができますが、ここではもう1ついびきに特化した睡眠アプリをご紹介します
いびきラボ – いびき対策アプリ (SnoreLab)
医師も推奨するiOSナンバー1のいびき分析アプリのいびきラボは、毎晩のいびきを録音・測定しすることで改善することを目的としています。
世界30カ国で上位に入る医療アプリで、 androidでもiPhoneでも使えます。
ただし、いびきラボは無料版では5回録音すると、2日待たないと次の録音ができません。500円でアップグレードすれば無制限に使うことができます。
⑴ 録音を開始するまでの時間を、普段寝付くまでのだいたいの時間に設定します。
⑵ 16種類のいびき対策や、11種類の要因(アルコールや鼻づまりなど)を設定します。
⑶ 録音画面を開き、緑色の「スタート」を押します。
⑷ 「可能な限り充電器に接続してください」と確認が出るので、充電器に接続して「よし」を押します。
⑸ スマホをベッドの横のテーブルなどに伏せておき、眠ります。
⑹ 翌朝起きたら画面をスワイプして録音を停止します。
⑺ いびきの録音データの確認と再生をします。
いびきのモニタリング時間と、そのうちどれくらいいびきをかいていたかの時間と割合などを確認できます。
再生ボタンを押すと、録音したいびきを再生することができます。
いびきラボはこんなことができます
① いびきスコアでいびきの改善につなげる
いびきラボのグラフのマークから、いびきが激しいほど数値が高くなる「いびきスコア」を確認することができます。
日々のいびきスコアを比較して、
「アルコールを飲んだ日や疲れている日はスコアが高くなっている」
「いびき防止枕や鼻腔拡張テープを使用した日はスコアが低くなっている」
など、規則性をみつけることでいびきの改善につながります。
② いびき対策や要因の項目を新たに作成できる
いびき対策やいびきの要因となっていることを、もともと入っている項目以外にも新たに作成することができます。
③ データをメールやエクセルに送れる
エクセルやGoogleDocs、メールに、データを変換して送信できる機能も付いています。これによって、より便利にいびきの記録を管理し、考察することができます。
インストールはこちらから↓
いびきに特化したアプリもあるんですね。本気でいびきを治したい場合は「いびきラボ」もいいかも。
自分のいびきが他の人と比べてひどいのか程度がわからないから、いびきスコアが出るのも面白いですね。
睡眠アプリの信憑性|なぜ寝てるとわかるの?その仕組みや原理とは
次は睡眠アプリの仕組みについて理解しましょう。
睡眠アプリはそもそも、どのように眠りの深さや入眠時刻などの項目を計測しているのでしょうか?
計測しているのは、寝返りなどによる身体の揺れ。スマホの加速度センサーが、身体の振動を検知することでさまざまな項目を計測しています。
ですから、身体の振動が伝わりにくい場所(ベッド横のテーブルや棚など)にスマホを置いても正しく計測することができません。
ベッド上の枕の横など、なるべく身体に近い場所に置きましょう。
柔らかく振動を吸収しやすいマットレスを使用しているなどの原因で計測がうまくできない場合は、加速度センサーの感度を強くするなど調整をする方法もあります。
身体の振動が睡眠の色々な項目とどのように関係しているのかというと、一般的に寝返りが多い時(身体の揺れを多く計測している時)は、寝ついていなかったり眠りが浅い状態だからです。
身体の振動が多い&大きいということは、寝つきが悪かったり熟睡が妨げられて眠りの質が低下しているということがわかるのです。
そうなのじゃ。アプリによって違いもあるが、基本的には加速度センサーによる身体の振動の検知タイプが多いのじゃ。
ポイントはスマホを枕の横など揺れを検知しやすい場所に置くこと。
そして、アプリによっては充電をたくさん使うものもあるので、必ず充電器に接続することじゃ。
充電無くなって朝アラーム鳴らなかったら最悪ですからね。
早速睡眠アプリをダウンロードして、今夜から使ってみようと思います!